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まったり日記のようなブログ

EPS形式をTeXで使用するための前処理

前書き

今冬は雪が多く,凍える寒さとなりました.
そろそろ大学生諸君が論文を書き始める時期です.
特に理系の学生の多くはTeX(or LaTeX)を用いているのがほとんどのはず.
そこで後世のためにeps画像をTeXで用いる際のテクニックをメモとして記録.

ラスタ画像とベクタ画像

画像の形式には2種類あります.
俗に言う写真やネット上にある画像は『ラスタ画像』.すなわち,ドットの集合体によって画像を形成しているものです. この形式では,画像を拡大したときや低解像度環境の時に,ジャギーと呼ばれるギザギザが発生してしまう.
このジャギーを防ぐのがベクター画像.図形の描画はPostScriptの様な形式からレンダリングするため,拡大や低解像度でもはっきりと線が映る.

eps画像

epsはベクター形式画像を扱うための拡張子.

Encapsulated PostScript(エンキャプサレイティッド・ポスト・スクリプト)はPostScriptをベースとし、 バウンディングボックスやプレビュー画像等の他のメディアに埋め込む際に必要な情報を補った画像ファイルフォーマット (ref. WikiPedia) 以下,epsの作成方法を記述.

描画ツール

illustratorInkscapeなどのツールを用いれば,保存機能でepsを選択可能.

PowerPointから

学生の多くはPowerPointを用いているのが普通かと.発表と論文執筆時の図は一緒の方が好ましいですし(たぶん). PowerPointでeps出力を行うにはeps出力の仮想プリンタが必要(ググれば出てきます). (次の手順は仮想プリンタを作成した後を前提としてます)

1. ページを横から縦に変更
2. 印刷したいページで,印刷
3. 作成した仮想プリンタを起動
4. 保存場所を聞かれるので任意の場所で拡張子を.epsとし保存
5. 保存したepsを開く(GSviewが望ましい)
6. File→PS to EPSで,"Automatically calculate Bounding Box"にチェックを入Yes
7. 任意の場所で保存(形式は自動でepsになります)

なお,PowerPointで図を作成する際はページを縦に設定すること(仮想プリンタの出力が縦であるためかと).

写真を扱う際の注意

画像処理などで,そもそも画像を扱う人は要注意.同じ要領でPoewrPointからepsにしてもジャギーは消えません!

まとめ

仮想プリンタの作成等は省きましたが,詳細は「仮想プリンタ作成」,「PowerPoint eps」と調べれば出てくる. 学位論文書きたくない...笑

written by a Graduate School Student